貫山 2015.10.07

ぬきさん・712m 福岡県北九州市



福岡県北東部、北九州市小倉南区に位置する、日本三大カルスト台地のひつである平尾台(ひらおだい)の最高峰(712m) である。その周辺には400m〜600m級の山が点在する。目白洞、千仏洞、牡鹿洞、青龍窟などの鍾乳洞が点在し、大小のドリーネのあるカルスト地形が広がっている。

丹沢山
四方台付近から見る貫山

歩行距離 7.0km
所要時間 3時間20分
累積標高差 (+) 431m  (-) 432m
コース 茶ヶ床園地駐車場 09:05 → 中峠09:25 → 林道出合10:00 →貫山10:25
→ 林道出合10:10 → 大平山11:25 → 分岐11:40 → 茶ヶ床園地駐車場12:25


1週間前、6日間の北アルプスの旅から帰り、我軽キャンパー?にソーラーパネルを取り付ける作業に熱中していた。取り付けが終わり、その効果に新しい発見をした思いで自己満足する。車中泊の旅でソーラーパネルがどれだけ役に立つか試すため、1泊2日の山旅に出ることにする。1日目は福岡県の貫山、2日目は同じく宝満山と三群山を縦走する計画である。

早朝に萩を出発、中国自動車道を下り関門橋を渡り九州自動車道に入る。小倉南ICで九州自動車道を降り、国道322号線を少し南下し、左折して県道26号線を上り高度を上げていく。地図と睨めっこして、茶ヶ床園地の駐車場を探し高原の道を行ったり来たりして、 ようやく駐車場たどり着く。ウイークデーとはいえ車がどんどん入って来て駐車場の半分以上は埋まっている。中高年の登山者でにぎやかだ。周辺の平尾台は、高所の広大なカルスト台地になっており、その北側に貫山がある。網の目のように遊歩道があるので、今自分が歩いている位置がを特定できない。舗装道を上り、とにかく道標に従い貫山を目指す。振り返ると茶ヶ床園地が見える。中峠方向に進む。右手のもっこりした山が美しい。やがてその向こうの視界がどんどん開け行橋・中津市街地、大分県山々が見えてくる。草原の 登りを上りきると道はなだらかになり、前方に貫山らしき山が見えてくる。草原に生えている沢山のススキが風になびき、秋の訪れを感じさせる。登山道のそばにセンブリとムラサキセンブリらしき花を見つける。

四方台と呼ばれる分岐に達する。標識が倒れている。貫山を前方に見ながら草原の道を歩く。林道を横切ると、道は広い防火帯の急登のになる。スキー場のような急坂を登りきるとなだらかな草原になる。瀬戸内海と行橋・中津の海岸線、国東半島、霞のかかった犬ヶ岳などの山々が見える。平らな草原をしばらく歩き貫山山頂に達する。今日は少し風が強い。山頂には、剥き出しの岩がいくつかある。その陰でおむすびを食べる。山頂からは、180度の視界が開け、関門海峡、瀬戸内海、福岡県の周防灘沿岸、国東半島、由布岳、鶴見岳などの絶景が広がる。北九州空港が眼下によく見える。山頂の反対側にも登山道があり、その方向に少し行くと、北九州市街地、足立山と戸ノ上山の稜線、その向こうに、関門海峡、を望むことができる。

来た道の方向に下山を始める。四方台の分岐まで下り、右に折れ大平山(おおへらやま)の方向に進む。眼下には、その山腹に沢山の石灰石むき出したドリーネを見ながら急坂を下る。転げないように慎重に!!アップダンの少ない羊群原中を歩く。深い萱の中に入り 道を見失う。その先で萱を刈る作業が行われていた。再び遊歩道を見つけ左に折れ出発点の茶ヶ床園地まで下る。草原を下り砂利道をしばらく歩き茶ヶ床園地まで戻る。駐車場は車でいっぱいだ。

明日の宝満山・三群山登山のため西に35kmほど移動し、田川郡糸田町の道の駅「いとだ」で車中泊することにする。カーナビで最寄りの日帰り温泉を検索するが、12km先にある。行って帰るのが面倒になり、結局行かないことにする。あらかじめ細かく行先を計画しておくべきであった。道の駅の水道でタオルを濡らし体を拭くことにする。 道の駅の目の前のコンビニで夕食を買い晩酌を始める。



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茶ヶ床園地駐車場に車を停める。

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道がはっきり分からないが先に進む。
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駐車場を振り返る。九州の秋吉台だ!
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ノコンギク

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右手に557m峰が見える・名前は不明

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国東半島、行橋・中津市街地方向を見る。
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ムラサキセンブリ
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センブリ
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四方台付近にて・貫山山頂が見えてくる。

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歩いてきた道を振り返る。

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足立山・関門海峡方面を望む。
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貫山山頂(712m)に到着する。
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周防灘、北九州空港を見る。

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下山開始

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犬ヶ岳の方向を見る。

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四方台を右に折れ大平山方向に向かう。
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分岐を通り過ぎる。
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大四方台を過ぎ急坂を下る。眼下にドリーネを見る。

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羊群原を行く。
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羊群原を行く。
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分岐を左に折れ茶ヶ床園地に向かう。
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ヒメダイコンとススキ
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羊群原を見る。



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